ウインナーコーヒーの甘さと苦さの中間地点に興奮を覚える人
昨日は久々に外に行くモチベーションと余裕があったので街に繰り出してきた
家に引きこもってばかりなので何をして楽しむか分からず駅の周りをただただ歩いていたんだけど
ふと視線を上に向けると昭和ながらの喫茶店があったので入ってみることにした
入店すると同時にどこか懐かしい香りと共に煙草の煙が篭っているのであった
それもまた粋だよねってことでサンドウィッチとアメリカンを頼んだ
気づいたらゆで卵やらサラダやらも付いてきてトータル550円は安かった
純喫茶の何が楽しいってマスターとお客さんが楽しく談笑していたり、おっさんたちが競馬やパチンコの話や普段聞けないであろうアングラな話を大声で話しているのを、耳にすることができることかもしれない 悪趣味だよね
ニュース見てたらなんか東証再編するらしいじゃないですか
「東証一部」が「プライム」とか「スタンダード」になるとか
約2200社ある東証一部企業のうち約700社以上が「プライム」要件を満たしてないとか
再編で枠組み変更されたら企業価値算定にインパクト乗っかるんだっけ
東証一部だったのにプライムじゃないんですか?とか言われるの嫌だよね
プライム要件が時価総額100億かつ35%以上の市場株流通比率が求められるそうなので、経営陣は資金調達なり自己株売却とか色々やらないと〜あ〜みたいな感じなんでしょうか
とか色々考えてたら会計基準のことを思い出した
JMISってなんだったっけ
元々決算発表をする時に何を基準にして決算取りまとめますかーみたいな議論になって
JGAAP(日本会計基準)
USGAAP(米国会計基準)
が国内では大きな選択肢になってて
ただ国内企業が海外で資金調達をする上で、JGAAP基準の決算提出してもIFRS適用会社の他社との比較ができないとかJGAAPクソだろとかいう昔のトレンドが弊害になって、JからIFRSに流れる企業が多いし現状もそれなんだけど
ただIFRSとJって肝心な所の会計処理が全然違ったりとかでコンバージェンスするにも理論と理論のぶつけ合いーとかでまとめられないよーとかだった気がする
BIG4の資料一通り漁ってみたけど肝心な所って数年前からあんまり変わってなかった気がする
のれんとか償却すべきだろってずっと思ってて、超過収益力なんだから競争によってその価値は減価するじゃないすか、それが維持されていると仮定した場合、JもIFRSも共通の認識である自己創設のれんの計上は良くないですよーに追従することになるので元も子もなくないすか?あと償却すれば費用収益の対応関係も維持できるじゃないですかーって
ただ非償却の意見的には投資家の多くはのれんを度外視してF/S分析してるし、まずのれんの対象年数分からないのに償却するんですか笑 とか償却期間を曖昧な定義で決めたら、それは恣意的な数値になりますよねーとか双方の意見はどかーんってぶつかり合うんだけど
そもそも超過収益力の源泉は減るか否かの結論がそもそも双方で違うから仕方ないっすよね
IFRS - The Trustees of the IFRS Foundation
IASB構成員を見たら
Jの意見として理論的な側面でIASBに働きかけてIFRS改定を目指すしかないって当時の研究室の結論になったんだけどまぁ長くなるよねーと思うことだった
そういや今の会社の最終面接でJとIFRSの会計処理の違いと、君はのれん償却についてどう思うか?って聞かれて、面接官が反対派だったら申し訳ないなーとか思いつつ賛成じゃーて喋ったのを思い出した
冒頭の話に戻るんだけど
あと会計基準は3つあってーみたいな前述なんだけど
ASBJがIFRSに対抗して作ったJMIS(修正国際基準)も実はあって
2016,2017年当時に適用会社がゼロだったのを悲しく思っていたんですが
2018年に新日鐵住金が採用を見送ったのを最後に、現在まで適用会社がゼロであることを知り、また悲しくなりました。
IASBへの提案材料として活躍するんでしょう
国内の会計処理の背景を押さえていて僕はJMIS好きなんですけどね
おわりです